新エンジンなんて怖くない

さっさっ！！なんか偉そうな題名で始まりました。新エンジン、おろしたてモーターについて少し書きたいと思います。
　 かなり限定的な、住之江に新エンジンが導入されるこの時期にぴったりの、タイムリーな話題にアステカが挑戦です。（現在平成１６年２月・・毎年３月頃に新エンジン・ボートが入っています）
当然の事ながらアステカ的見地から見てますので、合ってるかどうか、信じるかどうかはお客様次第でございます・・・
　 とまぁいつもながらの、長めの能書きはこの辺りで、本題です。

　まず、住之江は毎年６５機〜７５機のエンジンを購入しているようです、しかし一節間に来る選手は５０名前後、当然残りの１５機〜２５機は予備エンジンになりますよね？そしてなにげに一節が終了っと、すると・・・
次の節には前節予備だった、 まっさらエンジン 対 一節使用エンジン と言う意味不明な図式が出来てしまうのです！！

　うおーすげー！！なんて思ってくれたあなたは、かなりの少数派(^^)　私とひょっとしたら同類かもしれません・・・（イヤがるなよーー）
何がすごいって？あなたはどっちのエンジンが良く出てると思います？こういう聞き方されると微妙ですよねー！？
　正解は・・・一節使用エンジン！！（いえーい　正解した人おめでとー） まっさら は 一節使用エンジン に劣ります。（ほんまかよ・・）

そのわけは・・・

なんでー！新しい方がええに決まってるやん！！とお怒りのあなたの気持ちもわかりますが、キモは車に乗る方なら、たいがいご存じの、慣らし運転なんです。
　 まっさらエンジンはどうしても乗り込み量が足らず、新部品同士がマッチしておらずスムーズな回転が出ていないんです。
しかし一節間乗り込まれたエンジンは、まっさらエンジンよりオイルが行き渡り、部品同士が良い感じにすり減らし合い、さらにパワーアップしていくのです。選手がピストンやピストンリングの新品を使わないのもその辺にありますし、基本的によく分解されているエンジンは、されてないエンジンより部品同士のマッチングは悪いと言えます！ （良いエンジンは、いじらない方が吉なんです）
　ですが裏を返せば、 選手が試運転で乗り込めば あっさり解消されてしまう、どうしょうもない 欠点 があるのです・・・（うわー結局なんなんだ？）
最後まで書いといてなんですが、 これってただの豆知識かも？と葛藤している次第です。うははぁ〜m(_ _)m

　 余談になりますが、現役エンジンと、支部訓練で乗艇している乗り込まれた訓練エンジンでは、当然一年以上乗り込まれた訓練エンジンの方がダンゼン出てます。
要するに新エンジン

”新エンジン！迷ったときは出走回数を見よ！”

２日目ぐらいまでは狙える とき があります・・・まぁ気にして見てみてください